怖さ ★
ストーリー ★★
グロさ ・
原作:鈴木光司 短編集 『浮遊する水』
公開:2002年
制作:日本
時間:101分
監督:中田秀夫
脚本:中村義洋
鈴木謙一
キャスト:
黒木瞳
小日向文世
菅野莉央
水川あさみ
あらすじ:
松原淑美は自分の幼い日々を思い出す。それは幼稚園のころそれぞれの親が迎えにくるなか、自分だけ取り残される姿。淑美の母は自分勝手だった。淑美は家庭を大切にし、子を思う母になろうと決心している。しかし現実には夫とうまく行かず離婚調停中。だが頑なに子供を思う気持ちだけは持っている。親権を主張し、自立するため新居探しを始め、淑美と娘の郁子は「なにか」を感じるマンションに行き当たる。室内の湿気、水道水の不気味さ、雨漏り、子供の足音。二人で住みはじめたある日、郁子が屋上で赤い子供用のバックを見つけた。
(出典:Wikipediaより)
この映画、日常に潜む”なんだか嫌な感じ”に精神を蝕まれ
最後の最後には、
”なんだか嫌な感じ”と共に濁流に飲み込まれていくような感じ・・・。
何回も見たけど、なぜかずっと、松嶋菜々子かと思ってた。
最後の最後には、
”なんだか嫌な感じ”と共に濁流に飲み込まれていくような感じ・・・。
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以後ネタバレを含みます。
・2年前に行方不明になっていた女の子・美津子は、誤って貯水槽に転落し、
遺体は発見されずにいた。(つまり、マンションの水は腐乱した美津子の出汁・・・)
・ずっと見つけて貰いたくて、赤い幼稚園カバンを復活させてる美津子、健気。
・幼少期、身勝手な母親に寂しい思いをさせられた主人公が、
自分の子供には、そんな思いをさせない、と奮闘していたけど、
最終的に、自分と似たような境遇で貯水槽で2年間も発見されず一人ぼっちだった美津子に同情して、自分の子供をないがしろにしたの、結構怖い。
自分の子供に危害を加えられないために守った、という捉え方もあるけど、
だったら美津子のママにならずに葬る方法もあったはず・・・。
登場人物全員に、怖さ・エゴ・薄情さを感じるけど、主人公も例外でない。
娘が一番かわいそう・・・。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい