『イノセンツ』ただ、遊んでただけ。の子供時代の残虐性【ネタバレ・感想・考察】

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気味悪さ  ★★★
ストーリー ★★★★
グロさ   ★

原題:De uskyldige
英題:THE INNOCENTS
公開:2023年 
制作:ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン 
時間:117分 
監督:エスキル・フォクト

キャスト

ラーケル・レノーラ・フレットゥム
アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ
ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム
サム・アシュラフ
エレン・ドリト・ピーターセン
モーテン・シュバラ

あらすじ

ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で、新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめるのだった。



(C)Mer Film

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
うわぁぁぁぁぁぁぁほらーーネッッッコォォォォォーーーーーー




ネッコ・・・ 






猫好きは要注意の作品。
😿






大友克洋さんのSFマンガ『童夢』からインスピレーションを受けた作品らしい。
読んでみよっと。 
童夢 (OTOMO THE COMPLETE WORKS 8)

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  • 作者:大友 克洋
  • 講談社
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ラーケル・レノーラ・フレットゥム

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以後ネタバレを含みます。

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(C)Mer Film
引っ越してきた少女・イーダと、
 
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(C)Mer Film
少女の姉で自閉症のアナ。
 
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(C)Mer Film
超能力が使える少年・ベン。
 
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(C)Mer Film
人の心を読める少女・アイシャ。
調べてみたら、特殊メイクとかじゃなくもともと白斑があるお顔みたい。
 
 
 
子供時代に、誰でも一度は妄想したであろう”超能力”をもつということ。
 
そして、自分を馬鹿にした人間を痛い目に遭わせたいという思い。
 
何も言わず、抵抗しない者には意地悪をしてもいいという思い込み。
 
 
子供時代の、残酷な純粋さを可視化して
分かりやすく超能力で脚色した見応えのある映画だった。
 
 
イーダはシンプルにきょうだい児だし、
母親は、アナに関して過干渉。
ベンの母親は無関心。
アイシャの母親はパートナーを亡くし悲嘆に暮れている最中。
 
主要人物4人とも絶妙に親の愛に隙間があって
ただの純真無垢な子供ではなく、少し残虐性のある闇を持った子たちなのもまた良い。
 
原題『de uskyldige』は、罪のない人・あどけない人
などという意味らしい。
 
幼少期の純粋さと残酷さは、成長過程の一環であり、罪ではない。
(人を殺すのはもちろんダメだけど)
 
 
子供時代に感じた狭い世界での生きづらさと
願望と羨望と欲望を思い出す、そんな映画だった。
 
 
 
 

猫殺したのは絶対に許さんけどな。

コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい

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