『ミンナのウタ』自分のウタをみんなに聞いて欲しすぎるサイコパス少女【ネタバレ・考察】

怖さ    ★★
ストーリー ・
グロさ   ★

ミンナのウタ  

公開:2023年
制作:日本
時間:102分

監督:清水崇
脚本:角田ルミ
   清水崇

キャスト
GENERATIONS (白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)
早見あかり
穂紫朋子
天野はな
山川真里果
マキタスポーツ

あらすじ

人気ラジオ番組のパーソナリティを務める「GENERATIONS」の小森隼は、ラジオ局の倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた古いカセットテープを発見する。その後、小森は収録中に不気味なノイズと少女の声を聞き、行方不明となってしまう。事態の解決を急ぐマネージャーの凛は、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。メンバーたちに話を聞くと、彼らもリハーサル中に少女の霊を見たという。やがて霊の正体は「さな」という女子中学生であることが判明するが、彼女が奏でる呪いのメロディによって恐怖の連鎖が引き起こされていく。

                                                                                                                                                (出典:公式サイトより)

 

 

GENERATIONSのメンバーが本人役で出演という
ファン向けのアイドルホラーだと油断してたら
しっかり怖かった・・・。
 
 
 

『ミンナのウタ』が観られるサブスク 

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ミンナのウタ

 

 

 

以後ネタバレを含みます。

 

 
 
 
ラジオ収録のリスナーとのやり取りの中で
急に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届きました?」という女性の声が聞こえ、
それ以来、小森が謎の失踪を遂げる。
 
小森は、失踪前
「女性の鼻歌のようなメロディが頭から離れない」と言っていたことが分かり、
メンバーにも、次々と怪現象が起こり始める・・・。
 
 
正直、中盤くらいまではファン向けの絡みなのかな。
ファンじゃない人間からしたら、
よく分からないあまり上手くない演技を見せられてて、耐えどころではある。
 
 
 
『夢は 私のウタをみんなに届けて
みんなを私の世界に引き込むことです。』
というカセットテープの持ち主の少女・サナ がただただサイコパス。

サナは、魅力的な音源にこだわり、
猫の首を絞め、弟(胎児)の心拍を奪い、同級生を屋上から落とすなど
”最期の瞬間”の音を収録し、曲を作っていた。
しまいには、部屋のドアにかけたコードを両親に引っ張らせて、
自分の首を吊らせ、最期の鼻歌をカセットテープに録音。
 
こうして呪いのウタが出来上がった。
 
 
ライブも迫り、メンバーが次々と失踪する中、
リーダー・白濱、マネージャー、探偵の3人で
さなの実家(今は空き家)に行き、サナの最期のシーンを追体験。
 
なぜ、マネージャーはサナを抱きしめに行ったのか?
⇒サナの学生時代に同情した?
 元担任の話を聞く限り、”可哀そうな子”ではある。
 本人の性格も元からサイコパスだったのかもしれないし、
 味方がいないという家庭環境がそうさせたのかもしれない。
 「死にたい」と思い、両親に自分の息の根を止めさせるくらいだから、
 恨みとかたくさんあったんだろうな。

追体験後、なぜ、失踪したメンバーが戻ってきたのか?
⇒曲の成り立ちを知って貰えて、サナちゃん満足した説

 
 
予定通り、ライブは開催。
しかし、そのライブ会場でどさくさにまぎれ、
呪いのウタが流れるのであった。
(ライブ会場シーンのカセットテープ、
録音モード説もあるみたい。
ウタを流したんじゃなく、
ファンの声援、ライブ音源込みで最期の音として取り込もうとしている説)
 
 
 
 
GENERATIONSに詳しくない人間からしたら、
2時間弱の映画でメンバーの名前と顔を覚え、
親近感が湧き始めた頃に急に出てくる
数原さんもまぁまぁホラー。
(演技はしないらしく、ラストのライブシーンのみ出演)
最後の最後で知らん人出てきて、誰かと思った・・・

コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい

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