怖さ ★★★
ストーリー ・
グロさ ★★★★
公開:2024年
制作:日本
時間:60分
監督・脚本:宇賀那健一
キャスト:
詩歩
野村啓介
平井早紀
板橋春樹
遠藤隆太
三浦健人
ロイド・カウフマン
あらすじ:
ハルカ、ナナ、タカノリは連絡の取れなくなったバンドメンバーのソウタの家を訪れる。しかし、彼の家は窓ガラス一面に新聞紙が張られるなど不気味な雰囲気で、彼の様子もどこかおかしかった。そこで不思議な力に導かれたナナが、部屋の奥に貼られている不気味なお札を外してしまい(C)「悪魔がはらわたでいけにえで私」製作委員会

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○ | × | × | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | × |
以後ネタバレを含みます。
この映画について、深く考えようと思えば思うほど 能が拒否する(-ω-)
奇妙とカオスとグロが手を取り合ったり喧嘩したりしてる・・・
🧠 ネタバレ感想・考察:理屈で見てはいけない映画
「お札」=世界崩壊のスイッチ
物語の発端は、主人公たちが剥がしてしまった“謎のお札”。
ここまではよくあるホラーの導入…かと思いきや、そこから先はもう 常識が通じない地獄絵図。
悪魔に憑かれた人々は、腸を引きずりながら登場し、「ギャギャギャ」と叫び、謎のテンションで踊り、農作業や縄跳びを始める。
怖いというより、「なにこれ?」の連続。
悪魔憑きたちは“楽しそう”に生きているのが逆に狂気。
主人公・ハルカの“覚醒”と不条理な展開
悪魔化が進んでいく仲間たちを前に、ハルカはただただ混乱。
しかし彼女自身もまた、徐々に「異常」に呑まれていく。
後半、現実と幻覚がごちゃ混ぜになり、何が正しいのか、誰が敵なのかもわからなくなる。
ラストに向かっていくにつれて、””「私が生贄だった?」””という展開がほのめかされ、すべてが収束するようで崩壊する。
(C)「悪魔がはらわたでいけにえで私」製作委員会
ロイド・カウフマン登場の衝撃
B級映画の帝王、ロイド・カウフマン(トロマ代表)が、なぜかカメオ出演。
登場時点で「これはもう何でもアリなんだ」と観客が確信するタイミング。
『悪魔がはらわたでいけにえで私』はJホラーとアメリカンB級ホラーがクラッシュした狂気の交差点とも言える。
(C)「悪魔がはらわたでいけにえで私」製作委員会
💬 この映画の「意味」ってあるの?
結論から言うと、「意味なんて求めたら負け」。
この映画は、ストーリーを追うよりも、グロ・不条理・テンション・演出のカオスを「体験」する作品。
『ミッドサマー』や『ヘレディタリー』のように「後から考えると深い」系ではなく、
『死霊の盆踊り』や『トキシック・アベンジャー』のように「今この瞬間を楽しめ!」というタイプ。
「映画って自由なんだな」と再確認させられる一本でした。

ギャギャギャギャ、ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ。
ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい