
夏といえばバカンス!
バカンスと言えば海!
海と言えばビキニ・・・ではなくサメ!!!!!
今回はサメ映画をより深く楽しむために
映画に出てくるサメの種類と特徴を解説していくよ🦈
目次
🦈 ホホジロザメ (学名:Carcharodon carcharias)
サメ界の不憫枠?!
凶暴ではないのに、『ジョーズ』によって人喰いサメのイメージが定着・・・
項目 | 内容 |
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全長 | 平均:4〜5メートル 最大:約6〜7メートル |
体重 | 平均:1,000〜1,500kg 最大:約2,200kg |
生息地域 | 世界の温帯〜亜熱帯海域に広く分布 南アフリカ、オーストラリア、カリフォルニア、日本など |
性格 | 基本的に単独行動が多い。 警戒心が強く、好奇心旺盛人への攻撃は多くが誤認によるもの。 (アザラシなどと間違える) |
特徴 |
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ホホジロザメが登場する映画
タイトル | 公開年 | みどころ |
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ジョーズ | 1975 | スティーヴン・スピルバーグ監督によるサメ映画の金字塔。 |
ジョーズ2 | 1978 | 公式続編。 |
ジョーズ3 | 1983 | 海洋水族館型テーマパークという施設内パニック! |
ジョーズ’87 復讐編 | 1987 | サメが家族を追ってバハマまで来る執念深さ。伝説の迷作。 |
クルーエル・ジョーズ(ジョーズ5) | 1995 | 非公式ジョーズ。『ジョーズ』の無断素材を大量使用。 |
シャーク・アタック3/メガロドン | 2002 | 迷セリフと雑コラCGでカルト的人気。全編が笑いの宝庫。 |
メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス | 2009 | 飛行機をジャンプで食う伝説の名シーン。CGと脚本がぶっ飛んでる。 |
Jurassic Shark | 2012 | 原始のサメが現代に蘇る。海でのスプラッター低予算カオス映画。 |
ゴースト・シャーク | 2013 | 死んで幽霊になったサメが水のある場所から出てくる! |
Shark Exorcist | 2015 | サメに取り憑いた悪魔を祓うという、発想が全部ヤバい一本。 |
Raiders of the Lost Shark | 2015 | 科学実験で生まれたサメが湖で大暴れ。B級お約束満載の脱力系。 |
ザ・シャロウズ | 2016 | 一匹のホホジロザメ vs サーファー。孤島系サバイバル。 |
Sharkenstein | 2016 | ナチスが創ったゾンビサメが登場。企画の狂気レベルがすごい。 |
海底47m | 2017 | 酸素切れ×閉鎖空間×サメの恐怖。 |
House Shark | 2017 | 家のトイレにサメが出現。熱い男たちの“サメ退治ホームコメディ”。 |
MEG ザ・モンスター | 2018 | ステイサム vs メガロドン。大予算×巨大サメで爽快エンタメ。 |
🦈イタチザメ(学名:Galeocerdo cuvier)
\ゴメン、甘噛みのつもりだった😝/
項目 | 内容 |
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全長 | 平均:3〜4.5メートル 最大:約5〜5.5メートル |
体重 | 平均:400〜900kg大型個体で 最大1,400kg以上になることも |
生息地域 | 熱帯〜亜熱帯の全世界の海域に広く分布 (特に太平洋・インド洋・カリブ海など)沿岸〜外洋にかけて生息 |
性格 | ・非常に貪欲で攻撃的 ・好奇心が強く、なんでも噛んでみる ・「海の掃除屋」とも呼ばれる |
特徴 | ・体側に縞模様(虎柄)があり、名前の由来 ・雑食性でなんでも食べる(魚、ウミガメ、ゴミ、人骨まで) ・夜行性で夜によく狩りをする ・ホホジロザメと並んで人間への危険度が高いサメの一種・「ホホジロザメっぽいけど模様がある」と描写されていたら、イタチザメの可能性大。 |
イタチザメが登場する映画
タイトル | 公開年 | みどころ |
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ザ・リーフ ~深海からの脱出~ | 2010 | 実話をもとにしたオーストラリア映画。漂流者たちを襲うのはイタチザメ。 |
ザ・リーフ:ストーカーズ | 2022 | 上記『ザ・リーフ』の精神的続編。こちらもイタチザメが脅威となる。 |
ケージ・ダイブ | 2017 | 『Open Water』シリーズのスピンオフ的作品。→ サメの種類は明言されていないが、イタチザメとされる描写あり。 |
シャーク・アタック/人喰いサメ襲来 | 1999 | 南アフリカを舞台にしたサメ映画。敵は主にイタチザメ。
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🦈シロワニ (学名:Carcharias taurus)
母親の腹の中できょうだいを喰った勝ち残りが誕生!
でも大人しく臆病な性格・・・?
項目 | 内容 |
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全長 | 平均:2.2〜3.2メートル 最大:約3.5メートル |
体重 | 約90〜160kg (大型個体で200kg以上になることも) |
生息地域 | 世界中の温帯〜亜熱帯の沿岸域 特に大西洋沿岸(米国〜南米)・インド洋、南アフリカ・オーストラリア、日本近海など |
性格 | ・見た目に反しておとなしく臆病 ・ダイバーの周囲をゆっくり泳ぐことも ・人を襲うことは非常に稀 |
特徴 | ・ギザギザの鋭い歯が常に口から見えていて見た目が怖い ・肺のように空気を吸って浮く能力(浮袋なしで静止できる) ・胎内共食い(子宮内捕食)という珍しい繁殖法をもつ ・夜行性で、昼は岩陰などで休むことが多い ・見た目がワニに似ていることからそう呼ばれる(実際は全く別の生物)。 |
シロワニが登場する映画
タイトル | 公開年 | みどころ |
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The Sand Shark | 2011 | 砂の中を泳ぐ巨大なシロワニが人を襲うB級ホラー。地下水脈や砂浜で突然襲撃するという珍しい設定。 |
サンド・シャーク Shark in the Sand | 2011 | 砂浜の砂の中に潜むシロワニ(もしくは類似のサメ)が登場。サメの動きが砂に隠れる演出が特徴のB級映画。 |
シャーク・アタック3/メガロドン | 2002 | 主にメガロドンがテーマだが、シロワニや他の大型サメも登場し、複数のサメによる襲撃シーンがある。 |
シャーク・ナイト | 2011 | 複数の種類のサメが登場するパニック映画で、シロワニも襲撃者の一種として描かれている。 |
🦈メジロザメ(学名:Carcharhinus amblyrhynchos)
項目 | 内容 |
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全長 | 平均:2.5〜3.3メートル 最大:約3.5メートル |
体重 | 約200〜350kg |
生息地域 | 温帯〜熱帯の沿岸および外洋の海域世界中の海に分布 特に南アフリカ、オーストラリア、南米) |
性格 | ・基本的に大人しいが、警戒心が強い ・捕食時は素早く獰猛になることもある |
特徴 | ・体色は銅色がかった茶色で、名前の由来である ・鋭い歯と強い顎を持つ ・群れで行動することもある ・主に魚類やイカを捕食 ・人間への被害報告は比較的少ないが、時に攻撃的になることがある |
メジロサメが登場する映画
タイトル | 公開年 | みどころ |
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The Shallows(ザ・シャロウズ) | 2016 | 主役はホホジロザメだが、撮影場所や生息域がメジロザメと重なるため、シーンによってはメジロザメの可能性も指摘されることがある。リアルなサメ描写が魅力。 |
Blue Water, White Death | 1971 | ドキュメンタリー映画で、様々なサメが登場。メジロザメも一部シーンに登場し、自然の生態が映されている。 |
Open Water(オープン・ウォーター) | 2003 | 実話ベースの漂流サバイバル映画。登場するサメは明確に特定されていないが、メジロザメ含む複数種の可能性がある。 |
**Shark Attack(シャーク・アタック)**シリーズ | 1999 | 南アフリカ周辺が舞台の作品で、現地に多いメジロザメが襲撃する描写があることがある。 |
🦈オオメジロザメ(学名:Carcharhinus leucas)
『タイタニック』で漂流者を襲ったのはこの子。
項目 | 内容 |
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全長 | 通常 2.1~3.5メートル程度。 最大で約4メートルに達することもある。 |
体重 | 約90~230kg。 大型個体では300kgを超える場合も。 |
生息地域 | 主に熱帯・亜熱帯の沿岸海域、河口、汽水域、淡水域(川・湖)にも生息。 アマゾン川、ミシシッピ川、ザンベジ川などでも確認されている。 |
性格 | 非常に攻撃的で好戦的。 縄張り意識が強く、人間への攻撃例も多数あり、 「人喰いザメ」の1種として恐れられています。 |
特徴 |
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オオメジロザメが登場する映画
タイトル | 公開年 | みどころ |
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レッド・ウォーター/サメ地獄 | 2003 | 淡水の川に現れたオオメジロザメと人間の対決。サスペンス風味強め。 |
サマー・シャーク・アタック | 2008 | バケーション家族VS湖畔のサメ。派手さはないけど、テンポよく退屈なし。 |
シャーク・ナイト | 2011 | アルビノ・ブル含む変種サメも登場! |
ジョーズ・リベンジ:猛襲のサメ | 2021 | 人間ドラマ+B級サメ映画の中間系 |
ディープ・ブルー2 | 2018 | 遺伝子操作されたスマートサメが暴走。1作目の設定を引き継ぐが、よりB級色が強い。 |
ディープ・ブルー3 | 2020 | サメが島を襲撃。第2作よりスケールアップしたが、物語はやや一本道。研究者たちの奮闘が描かれる。 |

メジロザメとオオメジロザメは、名前は似ているけど全く違う種類のサメ!🦈🦈
表で並べて見てみよう🔎
項目 | メジロザメ (Bronze Whaler Shark) | オオメジロザメ (Oceanic Whitetip Shark) |
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学名 | Carcharhinus brachyurus | Carcharhinus longimanus |
体長 | 約2.5〜3.5メートル | 約2.5〜3.8メートル |
体重 | 約200〜350kg | 約150〜170kg |
体色・特徴 | ブロンズ色がかった茶色、全体に均一な色合い | 灰色〜青みがかった体色で、胸びれと背びれの先端が白いのが特徴 |
生息域 | 沿岸から外洋の温帯・亜熱帯海域 | 主に外洋の熱帯・亜熱帯海域 |
性格・生態 | 群れで行動することが多く、比較的沿岸寄り | 非常に好奇心旺盛で攻撃的。漂流者への襲撃が多く記録されている |
襲撃の危険性 | 人間に対する攻撃は少ない | 人間に対する攻撃例が多く、危険度は高い |
🦈メガロドン(学名:Otodus megalodon)
項目 | 内容 |
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全長 | 推定:12〜18メートル (最大説は約20メートル以上も) |
体重 | 推定:約20〜50トン (20,000〜50,000kg) |
生息地域 | 約2300万年前〜260万年前の古代の海洋全域に広く分布していた(現在は絶滅) |
性格 | ・史上最大の捕食者で、非常に獰猛 ・大型クジラや他の巨大海洋生物を襲っていたと推測される |
特徴 | ・巨大な顎と鋭い三角形の歯(最大で18cmを超えることも) ・現在のホホジロザメの巨大な先祖にあたる ・絶滅種であり、化石からのみ知られている ・海の頂点捕食者として君臨していた |
メガドロンが登場する映画
タイトル | 公開年 | みどころ |
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MEG ザ・モンスター | 2018 | 巨大なメガロドンが深海から現れ、科学者たちや潜水チームが対決する大作。最新CGでリアルに描写。 |
MEG ザ・モンスター2 | 2023 | 深海の「マリアナ海溝」や古代遺跡も! |
メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス | 2009 | B級映画の代表作。巨大メガロドンと巨大タコの対決がメイン。 |
メガ・シャークVSメカ・シャーク | 2014 | メガロドンがメカサメと戦う超B級作品。ユーモアたっぷり。 |
メガ・シャークVSクロコザウルス | 2010 | メガロドンと巨大クロコダイルの戦いを描いたB級モンスター映画。 |
シャーク・アタック3/メガロドン | 2002 | サメ映画シリーズの中でメガロドンが敵として登場。 |
いかがだったでしょうか?
この夏は、A級からZ級まであるサメ映画をたくさん堪能しましょう!!
このまとめは、適宜更新します。
(主の視聴状況による)
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい