【2025年版】モキュメンタリー系ホラー小説6選|怪文書・報告書形式の最恐読書体験

スポンサーリンク

 

モキュメンタリー系ホラーとは、一見すると実在する報告書や注意文書のように見える小説ジャンルです。

行政資料、調査記録、怪文書──。

読めば読むほど「本当にあった出来事なのでは?」と思わせる恐怖が襲ってきます。

この記事では、2025年に新刊として出版されたモキュメンタリー系ホラー小説6作を厳選しました。

 

 

怖さ評価の凡例(モキュメンタリー版)

 

リアリティ度:どれだけ“本当に存在しそう”に感じるか

文章の不気味さ:淡々とした文体が逆に恐怖を呼ぶ度合い

読後感ダメージ:読み終えた後に残るイヤな余韻の強さ

 

👉 各作品で ★1〜5 で表記してみました👻

 

 

スポンサーリンク

1. 右園死児報告 久(真島文吉/2025)

「報告は以上である。しかし、我々の任務はまだ終わっていない。」

  • 形式:軍事報告書・調査記録
  • 怖さ評価:
    リアリティ ★★★★☆
    文章           ★★★☆☆
    読後感        ★★★★☆
  • 2024年に出版された『右園死児報告』の続編。
    右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した非公式調査報告書。それらを補完する有害情報が、令和■年に発見された。

 あなたも、目を通しておいたほうがいい。

 

👉[Kindle版はこちら]

 

2. 奇妙な家についての注意喚起(ネット発)

「もしも玄関を二度ノックされた場合は、決して応答しないでください。」

  • 形式:行政の注意喚起文書
  • 怖さ評価:
    リアリティ ★★★★★
    文章           ★★★★☆
    読後感        ★★★★☆

 

この本は、作家である夢見里龍が収集した「奇妙な構造をした家の体験談」を小説の形に書きおこしたもの。

作者と共に、情報提供者の女性が5つの「奇妙な家」で起きた怪奇現象とその顛末をたどっていく。

あなたの家に、おかしなところはありませんか?
あなたの家は、本当に安全ですか?

■注意■ご家族の様子に異常を感じたら、読書をやめてください。

 

👉[Kindle版はこちら]

 

スポンサーリンク

 

3. 705号室に、泊まらないでください(都市伝説系)

「当ホテルの705号室は、現在ご利用いただけません。」

  • 形式:ホテル内部資料・案内文
  • 怖さ評価:
    リアリティ ★★★★☆
    文章    ★★★☆☆
    読後感   ★★★★★

ビジネスホテルに宿泊した男は、隣室からの壁を叩く音に辟易しながら奇妙な夢を見た。

別の日、希死念慮を抱えるデリヘル嬢が同じホテルに行くと、引き寄せられるように705号室に辿り着き……。

705号室が引き起こす惨劇は、どのような着地を迎えるのか。禁断のホテルホラーが新装版で復活。

 

👉[Kindle版はこちら]

 

 

4. 出版禁止 女優 真里亜(長江俊和)

わたしをさがさないでください

  • 形式:ルポルタージュ風
  • 怖さ評価:
    リアリティ ★★★★☆
    文章    ★★★★☆
    読後感   ★★★★★

 

主演俳優すべてが不可解な死を遂げてきた、呪われたシナリオ。
三度復活した因縁の企画に、新進女優が果敢に挑む。
2人のジャーナリストが取材したある女優に関するルポルタージュ。
思わず、実在の芸能記事を読んでいる錯覚に陥ります。

シリーズ最強にして最凶の謎をぜひ。

 

👉[Kindle版はこちら]

 

スポンサーリンク

 

5. 夜警ども聞こえるか(皮肉屋文庫)

怖い話を録音してください。
ただし、あの子の話だけはしないでください。

  • 形式:大学の調査記録集
  • 怖さ評価:
    リアリティ ★★★★☆
    文章    ★★★☆☆
    読後感   ★★★★☆

 

フリマアプリで購入した一台の中古のボイスレコーダー。
そこには、九州の■■■大学での夜間自主警備、
通称「夜警」を行う学生たちによって語られたと思われる、たくさんの怪談音声データが残されていた。
本書はそれらのデータと、
ボイスレコーダーにまつわる一連の出来事をまとめた記録である。

 

「なにこれ。おれも吹き込んでいいの? じゃ一個だけ、実体験あるわ――」

 

👉[Kindle版はこちら]

 

 

6. 或る集落の●(ネット発・怪文書系)

地図には記されない集落で、全員が同じ夢を見ていた。

  • 形式:調査報告+集落伝承記録
  • 怖さ評価:
    リアリティ ★★★★★
    文章    ★★★★☆
    読後感   ★★★★★

――P集落に暮らす姉を訪ねた「私」が、土地神《べら》を祀る小さな社に毎日お参りをする姉の様子がおかしいことに気づく「べらの社」。
山から集落におりてくる”人ならざるもの”を描いた「うず山の猿」「がんべの兄弟」。
尊い《まる》の声を聞くためだけに、幼い子供が山の社にひとり閉じ込められる奇妙な因習「まるの童子」。
さらに「密室の獣」「天神がえり」「拡散にいたる病」を加えた7編からなる連作短編集。

 

凶い凶い凶い凶い。

 

スポンサーリンク

 

まとめ

モキュメンタリー系は「報告書」「注意喚起」「調査記録」という体裁をとることで、読者に“本当に起きたこと”と思わせる恐怖を与えます。

2025年は空前のホラーブームの中、このジャンルの作品が多数登場しました。

まだ未体験の人は、ぜひこの6冊から入ってみてください👻

コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい

error: Content is protected !!