『オクス駅お化け』廃駅の下に眠る怨念【ネタバレ・結末】

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怖さ    ★★★
ストーリー ★★★★
グロさ   ★

オクス駅お化け

原題:The Ghost Station
公開:2022年 
制作:韓国 
時間:80分 
監督:チョン・ヨンギ
脚本
高橋洋 
イ・ソヨン 
白石晃士(脚本協力)

キャスト
キム・ボラ 
キム・ジェヒョン 
シン・ソユル

あらすじ


駆け出しのウェブニュース記者のナヨンは、ボーイフレンドのウウォンを助手として、
アクセス数を稼ぐため、地下鉄オクス駅での人身事故の記事を書くことに。
取材を進めていくと被害者以外に「線路に子供がいた」という奇妙な目撃談がでてくる。
ある目撃者は、取り憑かれたように謎の数字を連呼するのだった。
事件の真相を追ううちに、二人の周囲で次々とおぞましい怪死が起こり始める…。


©2023, MYSTERY PICTURES & ZOA FILMS, ALL RIGHTS RESERVED

 

 

 

都市伝説を題材に描いた韓国のウェブ短編マンガが原作。

『リング』の高橋洋、
『アパートメント』のイ・ソヨンによる脚本、
『貞子vs伽椰子』の白石晃士の脚本協力で実写映画化したという日韓共同制作のホラー👏 

映画に実際に登場した4桁の数字は、
韓国で児童を対象にした犯罪事件の日付。
そして事件の元ネタは、戦後の日本で起こった『寿産院事件』

色々とハイブリッドな映画。
 
 

『オクス駅お化け』が観られるサブスク ☟  記事更新時点での情報)

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オクス駅お化け

オクス駅お化け

  • キム・ボラ
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以後ネタバレを含みます。

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©2023, MYSTERY PICTURES & ZOA FILMS, ALL RIGHTS RESERVED
 
このシーン、好きだった。
あと、主人公のナヨンが誰もいない空間にインタビューしてた監視カメラの映像も良かった。
 


©2023, MYSTERY PICTURES & ZOA FILMS, ALL RIGHTS RESERVED
 
オクス駅ができる前、その土地にあった「オクス児童養護施設」

その場所では、身寄りのない子供を集め、井戸に監禁し、
臓器売買を行っていた。
そして、証拠隠滅のために子供たちを生き埋めにした。
(つまり、現オクス駅の地下には、子供たちの人骨と怨念が大量に眠っている)

4桁の数字は、子供の施設入所日の数字。施設長に入所金が入る日。
そして、子供たちにとってはその数字が呼ばれると
井戸の外へ出られるということでもある。
 
井戸に閉じ込められていた子供たちは、数字を呼んでもらうことを夢に見てた。
(数字呼ばれても、臓器売買に回されるだけだと思うけど・・・。
養子に貰われた子もいるのか?)
 
そのまま生き埋めにされた子供たちは、駅にくる人たちに
爪痕を付け、自分の数字を読んでもらうことで呪いをかけ、
死亡させていた。
 
しかし、呪われても、その呪いは人に移せるらしい。
・呪いを信じているかどうかは問わないが
・子供たちの事件のことを知っている人に
・自分を呪ってきた子の4桁の数字を声に出して読んでもらう
 
これでその子の呪いは、その人移行するらしい。
 
 
主人公が、彼氏から呪いを擦り付けられたのは意外すぎたけど
ラストシーンで、嫌な女社長に退職届と共に擦り付けに行ったのスカッとした。
 
 

 

長年ずっと違和感があった
”怨霊、関係なヤツ呪いすぎ問題”について
劇中で言語化してくれててすごく腑に落ちた。

無関係の人が狙われる理由として、
最初は、怨念を対象の相手に向けるんだけど
時が経って、その人が死んだり、それだけでは報われないとわかると、
恨みは、すべての人に向かうようになる。
世の中のすべてを恨むようになってしまう。
そして、呪われる相手は、運がなかっただけ・・・。

とのこと😶

なるほど。みんなみんな引っ込みがつかないくらい恨みが大きくなっちゃった結果ってことね。

 

 

コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい

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