怖さ ★★★
ストーリー ★★★★★
グロさ ・
原題:gosti / guests
公開:2021年
制作:ロシア
時間:88分
監督:ユージン・アブィゾフ
脚本:
セルゲイ・アギエフ
オルガ・アギエフ
キャスト:
ユーリ・チューシン
アンジェリーナ・ストゥレチーナ
ミハイル・メシチェリャコフ
アナスタシア・ウコロワ
マリア・リソヴァイア
あらすじ:
キャティヤはパーティーの会場を探す若者たちと、ある古びた建物を訪れる。そこはかつて彼女がアルバイトをしていた場所であり、彼女はそこの主人に恋心を抱いていたのだ。その主人には、事故で亡くなった妻子がいたようだが、彼女には多くを語らなかった。やがて、ふたりは互いにひかれあうようになっていくのだが、主人はなぜか、それ以上の関係になることを恐れているようでもあった。今や廃墟のように朽ちた建物には、その主人はおろか人の気配がなく、そこで行われていた降霊会の様子を記録した古書がほこりをかぶっているだけだった。じめじめとした不気味で陰鬱な空間だったが、仲間の若者たちは気にすることもなくパーティーを始めるのだが・・・
© 2021 – 2024 株式会社インターフィルム
心に沁みる良作・・・🍵
降霊×家族愛×恋愛×陽キャ×心霊現象
という盛り盛り設定も見どころ。
『リビング・ウィズ・ゴースト ある家族の物語』が観られるサブスク ☟ (記事更新時点での情報)
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○ | × | 〇 | × | × | ○ | × | ○ | ○ | × |
以後ネタバレを含みます。
暗い家の中で、視界の端にチラッと見える
「あれ、今なんかいた?・・・気のせいか・・・。
・・・・なんかちょっと怖いな・・・・」
っていうゾワッて鳥肌立つ感じが幾度となく体験できるこの作品。すごく好みだった。
(もちろん、霊ドーンとかバーンとかもある)
あまり本編には関係ないけど、悪魔を呼び出した人⇩
© 2021 – 2024 株式会社インターフィルム
この家の清掃バイトをしていたキャティヤ。
家主であるアンドレイに恋をするが、
彼は突然バイトの契約を切り、引っ越すことを伝える。
消化不良な別れとなったキャティヤは
別のバイト先で知り合った陽キャたちと
1年越しにアンドレイが住んでいた家に忍び込む。
廃墟でディスコごっこを楽しむ陽キャたち。
(何が楽しいか分からん)
・・・実は、廃墟ではなくアンドレイはまだ住んでいた。
妻子の姿をした悪魔と。
© 2021 – 2024 株式会社インターフィルム
アンドレイをこの家から出そうとする人間は容赦なく殺す悪魔。
(執着心がすごい奥さんと子供の霊、とかではなく
奥さんと子供の姿をしたシンプルな悪魔)
(執着心がすごい奥さんと子供の霊、とかではなく
奥さんと子供の姿をしたシンプルな悪魔)
この家にずっと住んで、家族の思い出を見せてもらう代わりに
悪魔の糧である”人の苦しみ”を提供し続けているアンドレイ。
(健気すぎて泣ける。一人で背負いすぎよ。主人公がほっとけなかったのも分かる哀愁感・・・)
悪魔の糧である”人の苦しみ”を提供し続けているアンドレイ。
(健気すぎて泣ける。一人で背負いすぎよ。主人公がほっとけなかったのも分かる哀愁感・・・)
勝手に家に入ってきて、3人の暮らしを邪魔する陽キャたちも
悪魔にとっては攻撃の対象、
ということで、一人また一人と殺されていく。
悪魔にとっては攻撃の対象、
ということで、一人また一人と殺されていく。
悪魔は光が苦手なので、悪魔の力が弱まる夜明けまで火を絶やさず
しのぐことができれば、逃げられる。
しのぐことができれば、逃げられる。
しかし、方法はまだある。
悪魔と契約をし、この家に招き入れたのはアンドレイ自身であり、
アンドレイが死ぬことで悪魔のキャティヤたちへの攻撃は止まる。
アンドレイが死ぬことで悪魔のキャティヤたちへの攻撃は止まる。
そして、自分で銃を口にくわえ自殺を図るアンドレイ。
屋敷から、命からがら逃げてきたキャティヤと
キャティヤに片思い中のヴァディック。
キャティヤに片思い中のヴァディック。
悪魔の攻撃が止まったのは、
日が昇ったからか、宿主が死んだからか・・・
日が昇ったからか、宿主が死んだからか・・・
キャティヤには、
屋敷で命を絶ったはずのアンドレイが
砂浜の先で微笑み立つ姿が見えていたーーーーー。
あーあ。
キャティヤはアンドレイの姿をした悪魔とあの家に住んじゃいそう。
アンドレイの最後の言葉、「君には間違いを犯して欲しくない」が切ない・・・。
アンドレイを一人にしないことが、キャティヤの正解なんだろうかね。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい