怖さ ・
ストーリー ・
グロさ ★
原作:伊藤潤二のホラー漫画『うめく排水管』
公開:2004年
制作:日本時間:75分
監督:及川中
キャスト:
栗原瞳、岩佐真悠子、フジヤマ、播田美保、鈴木一功、渋谷正次、豊永伸一郎、長野タケルあらすじ: 美人姉妹の令奈と真理は郊外の一軒家で極度の潔癖症の母親と三人暮らしをしている。姉の令奈にはストーカーのようにつきまとう青年・滑井がいた。遠くから8ミリカメラで令奈を撮り続ける滑井に対し、不思議と厭なそぶりを見せない令奈。実は、令奈はかつて妹・真理のボーイフレンド達にレイプされそうになったところを滑井に助けてもらったことがあったのだ。ある時、令奈が話をしようと近づいたところ滑井が狼狽してしまい、二人はもみ合いに。ちょうどそこを真理とボーイフレンド達が目撃、男たちは無抵抗な滑井をボコボコにしてしまう。
(出典:allcinema ONLINE)
(視聴:Gyao!)
ーーーーーーーーー以下ネタバレを含みます。ーーーーーーーーーーーーーーー
要所要所で弾き語りを始める主人公、怖い。
これは、お風呂場の排水溝に吸い込まれる途中の妹の足。
GYAO!の邦画ホラー枠の常連であるこの作品。
私が知っている限り、5年くらい前から繰り返し配信されている。
よっぽど面白くないんだろうな、と思ってずっと避けてたけど
つい観てしまった。
結論から言うと、
まっっっったく面白くなかった。笑
あのホラー漫画で有名な伊藤潤二さん原作ということで、内容自体は良いと思う。
容姿ゆえにストーカー扱いされ、好きな女の子に近づくことさえ許されなかった男が、女の子の一番近くにいる方法として、女の子の家の排水溝に入り込んで、次々と人間を飲み込んでいく・・・。
(↑書いてたら、それなりにアブノーマルだった。)
なによりも映像化の表現が謎すぎて…。
漫画のままで良かったんじゃないかと、75分間思い続けました。
トイレでオレンジジュース飲むのやめて欲しいし・・・
回想シーンの入り方・ノリ、急な弾き語り、ひどいCG・・・
すべてが寒い・・・
視聴者を置き去りにしながら
ただ滑り続けていくコントみたい。
最後、排水溝の中から主人公とセッションするストーカーくんには
フフッ、って笑ってしまった。
原作がホラー漫画なだけで
この映画はスプラッターコメディ枠です。
唯一のホラー要素といえば、
潔癖症なお母さん役の播田美保さん。
演技力も存在感も凄まじくて
間違いなく、この映画の最優秀女優賞でした。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい