怖さ ・
グロ ★★★
ストーリー ★
原題:Candyman
公開:2021
制作:アメリカ
時間:91分
監督:ニア・ダコスタ
キャスト:
ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン 2世
テヨナ・パリス
ヴァネッサ・ウィリアムズ
ネイサン・スチュワート=ジャレット
コールマン・ドミンゴ
カイル・カミンスキー
あらすじ:
シカゴの公営住宅「カブリー二=グリーン」地区には、「鏡に向かって5回その名を唱えると、右手が鋭利なかぎ爪になった殺人鬼に体を切り裂かれる」という都市伝説があった。老朽化した最後のタワーが取り壊されてから10年後の現代、恋人とともに新設された高級コンドミニアムに引っ越してきたアンソニーは、創作活動の一環としてキャンディマンの謎を探求していたところ、公営住宅の元住人だという老人から、その都市伝説の裏に隠された悲惨な物語を聞かされる。
(出典:公式ホームページより)
(視聴:TSUTAYA DVD)
ユニバーサルの映画らしい。
ホラー映画をレンタルして、ミニオンに出迎えられたことなんて
ほとんどなかったから、借りてくるもの間違えたかと思った。
—–以後ネタバレ☟—————————————–
鏡に向かって5回名前を呼ぶと出てくるそれは、人じゃない。
キャンディマンは、蜂の巣箱のようなもの。
つまり、一人の人間ではなく、無実の罪を着せられたり、
ひどい殺され方をした黒人たちの集合体らしい。
カブリー二=グリーンという町を絵のテーマに選んだ画家・アンソニーは、
町の人間にキャンディマンの都市伝説を聞いて以来、のめり込んでいってしまう。
しかし、町に来た時点で彼は生贄としてキャンディマンに選ばれていた。
この映画、1992年に公開された「キャンディマン」の精神的続編らしく、
前作で生贄に差し出されたが、前作の主人公が命と引き換えに救った赤ん坊が、
今回の主人公らしい。
生贄だった者は、生き延びても生贄に変わりない……
ホラー映画的な怖さはまったくなく、
迫害されてきた黒人の歴史と都市伝説をうまく掛け合わせた映画。
ただ、蜂に刺された皮膚の病変?が広がった主人公の最終形態は、
集合体恐怖症ではない私でも、鳥肌ゾワゾワが止まらなかった。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい