怖さ ★★
ストーリー ★
グロさ ★
公開: 2024
制作:日本
時間:108分
監督:清水崇
脚本: 角田ルミ 清水崇
キャスト:
渋谷凪咲
早瀬憩
山時聡真
荒木飛羽
今森茉耶
蒼井旬
穂紫朋子
今井あずさ
小原正子(クワバタオハラ)
伊藤麻実子
たくませいこ
山川真里果
松尾諭
中務裕太(GENERATIONS)
マキタスポーツ
染谷将太
あらすじ:
夏休みの中学校で君島ほのかは臨時教師として補習クラスを担当することになる。この学校では生徒たちの間で「あのコ」に見つかると殺されるという噂が囁かれていた。 補習を受けるのは 三浦瞳たち男女5人の生徒のはずだったが、生徒たちの中に本来教室に「いないはずの生徒」がいることに気付いてしまう。やがて、血のついた足跡が現れ、不穏なピアノのメロディと呪いの歌が聞こえてくる。そしてターゲットとなった者の名前が読み上げられていく。(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
前作はコチラ⇓

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以後ネタバレを含みます。
『ミンナのウタ』について

想像以上に、『ミンナのウタ』の続編作だったので
『ミンナのウタ』を観ておいたほうが楽しめるのかも!
(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会
前回主役だったGENERATIONSの中務くんが友情出演していました。
居酒屋で、権田さんと飲んでいて
今作の主人公・ほのかに
「関わらないほうがいい、取り込まれますよ」と忠告してくれていました。
あれ以後も、権田さんと仲良くしてるのなんか面白い(笑)
登場人物おさらい
君島ほのか
中学校の夏季補修クラスを担当する臨時教師。
三浦瞳
(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
中学3年生。補習を受ける生徒。
母親(三浦唯)は、32年前、校舎の屋上で転落事故があった際にその場にいた生徒だった。≪前作参照≫
不安定で支配的な母親を持ち、現実に嫌気がさしている。
少しずつ、高谷さなにシンパシーを感じていく。
前川タケル
(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
中学3年生。補習を受ける生徒。
母親(前川妙子)は、32年前、校舎の屋上で転落事故があった際にその場にいた生徒だった。≪前作参照≫
権田継俊
(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会
(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
元警察官で探偵。
前作で、GENERATIONSメンバーの行方不明事件を担当し、
高谷さなの怪異に巻き込まれる。
カセットレコーダーを所持。
川村校長のかつての教え子であり、高谷さなの同級生。
高谷さな
人の心を動かす曲を作りたいらしく、
その結果、人の””最期の音””(死ぬ直前の声)を
カセットテープに録音した音を合わせて””ミンナのウタ””という曲を作る。
本人は、32年前に首吊りで亡くなっている。
(自身の首に巻いたケーブルを1階にいる両親に引っ張らせ死亡)
特定の人や世間に恨みがある、といった悪霊ではなく
自分の夢のために
純粋に人の死に際の音を集めたいサイコパス少女霊。
七尾悠馬
ほのかの彼氏。
児童養護施設で育ち、現在は職員として施設で働いている。
ほのかに伝えたいことがあるまま、
事故に遭い、昏睡状態となる。
俊雄と悠馬
そんなほのかの彼氏・悠馬。
前作からたびたび登場していたボーダーの服の少年の現在で
間違いはないと思います。
(前作も今作もボーダーを着てる)
高谷さなには、妊娠中の母親がいました。
お腹の中の弟の名前は、俊雄。
悠馬が交通事故に遭った際の録音の出だしが
「2024年7月2日 弟 俊雄」というさなの音声だったので、
七尾悠馬がさなの弟・俊雄であることは間違いないみたいです。
ただ、前作を再確認したのですが、
- 1992年の時点で俊雄はまだ、お腹の中。
- 1992年9月2日に最後の音を録音されている。(胎児の状態で)
- さなが首吊りでなくなったのも、その後しばらくしてなので、俊雄は生まれていないはず。
俊雄がさなに殺されずに生まれていたとしても
さなが首を吊っている部屋の前で「お姉ちゃん」と呼びかけるシーンの少年の大きさではないと思うんですが・・・。
悠馬が「養護施設に来たのは小学生の頃」であると施設の職員が話していたし、
俊雄くんのところはどうしても
時系列がうまくつかめない・・・。
私としては、さなと俊雄の間にもう1人、
弟である悠馬がいた説がすっきりするのでが、
俊雄=悠馬であるなら、
さなの死後もしばらく親元で暮らしていたが
週刊誌などのバッシングや、娘を殺してしまったことから精神を病んだ両親と暮らせなくなり、
施設に引き取られた。→風評被害から守るため、フルネーム改名した。
高谷家で暮らしている間も、姉の霊?が見えていた?
という流れが正しそう?
現在施設にいる父親が、「俊雄」ではなく「悠馬」呼びをしていたのも気になる・・・。
施設に入った後に改名したなら、父親は「俊雄」って呼ぶだろうし、
母親のあの赤ちゃんへの固執具合は、
俊雄くんを流産したレベルですが。
生きてるのに霊?
ボーダーの男の子、
高谷さなの母親と父親、
瞳の母親・・・
まだ、生存しているにも関わらず、
1992年のままの状態でたびたび登場します。
(瞳の母親は屋上のみ。)
これは、生霊の地縛霊っていうことでしょうか????
だとしたら、
〇1992年の状態で、高谷家の父と母がリビングで会話している⇒わかる。
〇瞳の母親が屋上に囚われている⇒わかる。
〇高谷さなの母親が学校でとしおを探している⇒わからない。
〇としおが、GENERATIONSの泊っているホテルをうろついている⇒わからない。
です。☹
主人公の結末
主人公・ほのかが高谷家に向かうと、
さなと同じ状態で首吊りをしようとしている瞳の姿が、
「2024年7月27日 弟 七尾悠馬」
と、弟の最期を録音しようとするさな。
さなの言葉を遮り、自分の名前を口にするほのか。
そして、ドアに体当たりすると、
瞳とともに、なぜか学校の屋上に着地。🤔
32年前に転落死した女子生徒と同じ状態で
転落死してしまいます。
その証拠に、屋上のすぐ下にほのか宛の献花が。
さらに、屋上のシーン以後、
だれもほのかの存在に反応していないので
死んだことは確定と思われます。
高谷さなの目的
権田さんが言っていた高谷さなの目的、
(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
『最期の音』を奪って、自分の世界に引きずり込む。
殺したいほど憎い、とか
恨んでる、とかではなく
あくまで、
!!!!私の世界に浸って!!!!!!!
という霊なんですよね。
だから死なない。
すごく怖い自分の最期を体験させ、最期の音を収録して
自分の世界に閉じ込めたいだけ。というナントモな霊。
さなの曲を聴き、
こつぜんと姿を消したタケルや阿部くん、
校長先生、さな母に攻撃された先生など、
消えた時と同じ場所に突然現れ、
無事な姿が確認できました。(エンドロール)
さなの気が済んだのか、自分の世界に浸し終えたのか、
よくわかりませんがリリース。
亡くなったのは、一番初めに屋上から飛び降りたマリ(席に献花が)と
主人公・ほのかでした。
おそらく、自分を侮辱した者や、自分の夢の遂行を邪魔した者は
殺しちゃうタイプなのでしょうか。

前作は、GENERATIONSが本人役で出演していたため、
さすがに殺すことができなかったのかな、と思ったけど、
ただただ恐怖に漬け込むタイプの霊でした。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい