怖さ ・
ストーリー ★★
グロさ ★
原題: Beauty Water
公開:2020
制作:韓国
時間:85分監督:チョ・ギョンフン
キャスト(日本語吹き替え):
沢城みゆき、諏訪部順一、上坂すみれ、日野聡、たかはし智秋、杉村理加、根本泰彦あらすじ:小さい頃から外見に強いコンプレックスを持ち、人気タレントのメイクを担当しているイェジ。タレントからは罵倒され、ふとした偶然で出演したTV番組では、自分への悪意ある書き込みで自暴自棄に。そしてある日、巷で噂になっている“整形水”がイェジの元へ届けられた。顔を浸せば、自らの手で自由自在に思い通りの容姿へと変えることができてしまう奇跡の水。後遺症も副作用もない。美しくなりたいという欲望に駆られ、イェジは“整形水”を試すことを決意する。全く新しい人生を歩むために。それからしばらくして、周囲で不審な出来事が起こり始める…。
「整形水」で特異感は出てるけど
やり始めたらどんどんのめり込んでいったり、
鏡で見た顔が崩れてるように見えたり、
納得のいく仕上がりにするには、多額のお金が必要だったり。。。
美容整形もこういうことだもんね。
ーーー以下ネタバレを含みます。ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルッキズムの社会、ほんと世知辛い・・・。
けど、整形水に入浴して寝落ちする主人公は理解できない。
もっと緊張感を持とう!(そういう愚図でのろまなタイプだから太ってたのか…)
整形水に浸りすぎて、肉が分解され
両親の肉を分けてもらい修復。
それでも足りず、整形水で施術してくれるお姉さんを殺し、
その肉を利用する。
超イケメンの若手俳優とイイ感じになるんだけど
その俳優も整形水ヘビーユーザー。
ここ最近の若い女失踪事件の犯人でもあった。
主人公のちょっと紫が入った不思議な瞳が欲しくて
プロポーズした。
ラストは、主人公も彼の身体の一部となってしまう。
物語の最初と最後の、
『ただ、愛されたかっただけなの』という主人公の声、辛い。
美人に生まれただけで、周りから肯定の言葉ばかりかけられる
ブスは否定されるばかり
その呪いを説くには高い金を払って顔を変えるしかない。
その先に、幸せが待ってるかは分からないけど。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい