怖さ ★★★
ストーリー ★
グロさ ★★★
公開:2011
制作:日本
監督:福田陽平
キャスト:小林美幸、水野真典、福原舞弓、高橋亜由美、星名陽平、田口巧輝
あらすじ:1860年から1880年の間に島根県にある貧農村で秘密裏に作られたと言われる呪いの箱“子取り箱”。
玲奈は、夏休みを田舎のペンションで過ごすため大学のサークル仲間4人と共に訪れる。親切に出迎えてくれるペンションの管理人だったが、ただ一つ、「神社にだけは絶対に行くな」と厳しい口調で伝えるのだった。
こちらも「オカルト掲示板」でおなじみの怪談話、コトリバコ。
そもそも、コトリバコとは...
漢字で書くと、子取り箱。
子孫を絶やす力を持った箱であるといわれている。
歴史の転換期に現れた呪物であるといわれ、その箱の作り方は今でも謎に包まれている。
外見は組み木細工箱で人の興味を引くように作られ
その中には「間引き」された赤ん坊の内臓を絞った血と
赤ん坊の指などが納められている。
中に収める子供の部位と数によって箱の力の強さが決まり、
「イッポウ」「ニホウ」「サンポウ」「シッポウ」「ゴホウ」「ロッポウ」「チッポウ」「ハッカイ」と呪いの強さが増すと言われている・・・
その呪いの力によって女性と子供は
徐々に内臓が千切れ血を吐き、
苦しみながら死に至る。
子供と子供を産むことができる女性に効果があるため
箱を置かれた一族は子孫を残せず滅亡する。
邦画ホラー×村、本当に大好き。
物語前半は、大学生の夏休みウェーイっていう描写が少し長くて退屈だけど、
ペンションの管理人がみやぞんか、みやぞんじゃないのか悩んでたら
話半分以上終わるんで大丈夫です。
神社に肝試しに行こうって言いだしたの→男子
コトリバコを拾ってきたの→男子
痛い目に遭うの→女子
ナヨナヨ男子とポンコツ男子に終始イライラ。
女子も女子ならではのドロドロで、ホラーというよりは人怖要素多め。
後半のおどろおどろしい雰囲気はよかった。
(なぜコトリバコから黒塗りの女の人が出てくるのかは謎だったけど。)
『子供と子供を産むことのできる女性に効果がある』
この一文で、きっとコトリバコが無効な子宮機能不全の登場人物がいるんだろうな、と思ったら案の定いた。笑
ちなみに今回の村人の忠告
「神社には近づかないでくださいね。くれぐれも。…危ないですから。」
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい