怖さ ★
ストーリー ★
グロさ ★★
公開:2010
制作:日本
監督:吉川 久岳
キャスト:しほの涼、所里沙子、熊谷美香、中野剛
あらすじ:夏休み、千里は母・良子と再婚相手の浩平、その娘の遥にキャンプ に連れ出される。車でキャンプ場に向かう途中、道に迷った浩平は通 りがかりの民家の男に目的地までの道を尋ねるが、男は問いには答えず、「帰ったほうがいい」と呟くだけだった。男の様子を不審に思いながらも、結局この村のはずれでキャンプをすることになるが…。(引用:amazonprime)
ネット上でささやかれる都市伝説「クネクネ」を初の映像化したもの。
そもそもクネクネとは…
田舎の田んぼや、川の向こう側などに見える
白色や黒色のくねくねと動く存在。
その正体を知ると精神に異常をきたす、とされているもの。
2000年に、ある怪談投稿サイトに投稿された創作(伊藤 2008)が起源とされ、2003年頃から2ちゃんねるの「オカルト掲示板」などで改変された怪談話が独り歩きしていった。 (参考:Wikiped)
この映画、”観た人の91%以上が良くなかった”みたいな文言で吊し上げにされてた。(笑
けど、私は大好き。
最近、ホラー映画を一周回って、村系のB級ホラーが刺さり始めた。
村系ホラーの良さは、なんといっても主人公たちの「有識者の助言ガン無視」からの「痛い目に遭う」ざまぁ見ろな気持ちよさ。
もはや爽やかすぎて気持ちいいくらい、主人公が総じて村人の言うことを聞かないおかげで物語が進むところが最高の酒のつまみになる。
今回は、主人公・主人公の母・再婚相手・再婚相手の娘という気まず設定の旅行の道中、道に迷い、村のはずれでキャンプすることになる家族の話。
娘のわがまま具合に終始イライラ、再婚相手とその娘の健気さに胸を打たれ
真夜中に白のワンピースの少女の後をつける母親にドン引き。
白のワンピースの女の子はクネクネのご本尊であり、
この子を直視すると、体の関節がすべて逆パカしてクネクネになった状態で死んでしまう。
ちなみに…
今回の舞台、夜叉村。
未来を予言する力があるトヨコが生まれて以来、村人たちはその力を私欲のために使おうとした。村から逃げようとしたトヨコを捕まえ、拷問の末、全身に火傷を負わせた。トヨコは痛みで骨が折れるまで身を捩じらせ、「熱い熱い」と言いながら田んぼに飛び込んで息絶えた。
トヨコが死んで以来、水辺にでるようになった亡霊を『クネクネ』と呼ぶようになった。
わずかに生き残った村人は、クネクネを見ないよう自ら目を潰した。
そして、クネクネを見て死んだ人間は復活し、村人を襲い始めるため、その始末を罪滅ぼしとし、細々と暮らしている。
クネクネは、水のある所にならどこでも現れる。そして、エンドロールで雨。あ。
ずっと探してたけどamazonprimeでみれるようになってて嬉しい。
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい