いくら ★★★★★
ストーリー ★
グロ ★★★★
原題:Bite
公開:2015
制作:カナダ
時間:89分
監督:チャド・アーチボルト
キャスト:
エルマ・ベゴビック
ジョーダン・グレイ
アネット・ウォズニアク ほか
あらすじ:
一人の美女が、突如恐ろしき化け物に豹変するSFXクリーチャー・ホラー。
結婚が決まっているケイシーは、友人のクリスティンとジルの3人で、コスタリカで独身最後のバカンスを楽しんでいた。秘境に向かい泳いでいると、“何か”に足を噛まれてしまう。帰国後、婚約者ジャレットと過ごしていると体調に変化が…。連絡が取れなくなったケイシーを心配してクリスティンが部屋を訪ねると、そこに変わり果てたケイシーの姿があった。
(出典:「Oricon」データベース)
(視聴:amazon prime)
—–以後ネタバレ☟—————————————–
絶賛、マリッジブルー中の主人公が旅行先で
何かの虫に噛まれた。
(結局なんの虫かはよく分からない。羽はトンボみたいだけど。巨大ボウフラ?)
旅行から帰ってくると、粘液のゲロに始まり、
とにかく体調不良。
虫に噛まれたところもどんどん化膿していく。
そして、虫の卵を身籠る。
虫の卵でも妊娠検査薬の陽性反応でるんだぁー、なんてとぼけてたら、
いくら!
いくら!
いくら!
え…上からも下からも、
いくら出てますよ!!!!!!!
![](https://horrorcat.sakura.ne.jp/me/wp-content/uploads/2024/01/サムネ-e1706419338479.jpg)
そう、この映画、後半からは、ネバネバネチョネチョいくらパラダイス。
未来の嫁姑問題に悩んだり、
友達にハメられたり、婚約者狙われたり、
極めつけはなんか、口からいくらを出すクリーチャーに変身してしまい…。
ケイシーが何したってんだ!!!と同情したくなるレベルで
ただただ可哀そうな主人公でした。
一見、B級ホラーにまぎれそうなパッケージしてるけど
(パッケージは常に日本の配給会社のセンスが悪い。)
意外と、いろんな賞で評価されているらしく、
A級ホラーのくくりに入るらしい。
確かに、セットの作りこみは凄くて、
画面のこちら側にまで虫の卵のネチョーってした変な臭いと
不穏な空気が漂ってきそうなくらい。
あれがいくらなのか、シリカゲルなのか、何なのか知りたい。切実に。
毎日3時間メイクして、あのネチョネチョになって演じ切る役者さんって
本当にすごい…。
オファー受けたこと後悔してないですか?と幾度となく
画面越しに問いかけたくらい。
個人的に、最初と最後の
「大丈夫?」「えぇちょっと咬まれただけ。」
でぃーーーーーーーん(爆音ドデカBITEオープニング)
「大丈夫?」「ちょっと咬まれた!」
でぃーーーーーーーん(爆音ドデカBITEエンディング)
のとこ、……すき。
![](https://horrorcat.sakura.ne.jp/me/wp-content/uploads/2024/01/サムネ-e1706419338479.jpg)
コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい