怖さ　　　　・
ストーリー　・
グロさ　　　★★★★

原題：MaXXXine
公開：2024 
制作：アメリカ 
時間：103分 
監督・脚本： タイ・ウェスト
キャスト：

ミア・ゴス
ケヴィン・ベーコン
エリザベス・デビッキ
リリー・コリンズ
モーゼス・サムニー
ジャンカルロ・エスポジート
ミシェル・モナハン
ボビー・カナヴェイル
ソフィー・サッチャー
トビー・ハス

あらすじ：

1985年、ハリウッド。 巨大な撮影スタジオに現れたブロンドの女、その名はマキシーン。 ポルノ界で人気を極めた彼女は、新作ホラー映画『ピューリタンⅡ』のオーディションに参加していた。“本物のスター”になるために。その頃のLAは、連日連夜ニュースで報道される連続殺人鬼「ナイト・ストーカー」の恐怖に包まれていた・・・。 一方マキシーンの周りでは、ヒルズのパーティーに呼ばれた女優仲間が次々と殺される怪事件が起きる。騒動の中、オーディションで主演の座を射止め、スターダムへ上りはじめたマキシーンの前に、6年前、マキシーンの身に起こった猟奇的殺人事件のトラウマ知る謎の存在「何者」かが近づく・・・・・・。

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A24の『Xエックス』『パール』に次ぐ三作品目。
監督は、本作の終わり方に満足しており、おそらくシリーズはこれがラスト。

この作品が大好きだという最旬キャストたちが参加し、シリーズ史上最も豪華に！

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以後ネタバレを含みます。

三部作の時系列

順番的には、
（１）『パール』➡老婆の過去譚
（２）『Xエックス』➡老婆（パール）とマキシーンの対面
（３）『マキシーン』➡『X』から6年後、老婆から逃げ延びたマキシーンが主役

『MaXXXine マキシーン』は三部作の最終章です。

そのほかに、
（１）『Xエックス』➡マキシーンの過去の事件
（２）『マキシーン』➡本作
（３）『パール』➡ハリウッドスターになったマキシーンが『X』で出会った老婆・パールの物語を撮影することを決めて、マキシーンが若い頃のパールを演じている。

という考察もあるようです。

マキシーンの周りで起こる残虐事件

1980年代のハリウッド。

『X』の惨劇を唯一生き延びたマキシーンは、
AV女優から本格的な映画女優へステップアップする夢を追っていた。

有名監督の新作ホラーに出演が決まり、彼女のキャリアは一気に花開く寸前。

しかしロサンゼルスは連続殺人鬼「ナイトストーカー」による残虐事件の恐怖に包まれており、

マキシーンの周囲でも共演者や関係者が次々と血の犠牲となっていた。

ナイトストーカーの正体とは

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連続殺人鬼ナイトストーカーの正体は、なんと
マキシーンの実父。

（『エックス』の劇中でも、たびたびブラウン管に説教をする父親である伝道師の姿が映っていました）

父親は、神父ではなく、””宗教的狂言者””というポジションらしい。

彼はマキシーンに「私らしくない人生なんて絶対に受け入れない」という洗脳を敷いた人物でもあり、
マキシーンの野心さに大きく影響している人物だと言える。

「私らしくない人生なんて絶対に受け入れない」は、
マキシーンが『Xエックス』の時からたびたび口にしていた台詞

そんな父を自らの手で殺すことで、
精神的支配から解き放たれ、

また、世間をにぎわすナイトストーカーを退治したという脚光を浴びることで

父の死でさえも、自らの声明に変えてしまうという
スターを目指す女性の物語でした。

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