『ドーム/寄宿舎』古いプールで毎日溺れる少年を助けたい【ネタバレ】

怖さ     ★★
ストーリー  ★★★★★
グロさ    ★

ドーム/寄宿舎(字幕版)

原題:เด็กหอ / Dome

公開:2006年

制作:タイ

時間:111分

監督:ソンヨット・スックマークア

キャスト:チャーリー・トライラット、チンタラー・スカパット、スティポン・タットピタッククン、ニパーワン・タウィポンサワン、チャルームポン・ティカマポーンティラウォン、ラッチャウィン・ウォンウィリヤ

あらすじ
チャトリーは全寮制の寄宿舎での生活を始める。そこには、かつてプールで溺死した寄宿生の幽霊が出るという噂が流れていた。チャトリーはなかなか友だちができず孤独を感じてホームシックに陥ってしまうが、ある日、寄宿舎のことを何でも知っている不思議な少年ウィチエンと仲良くなる

(出典:)

(視聴:amazon prime)

タイのホラー映画、怖いところはしっかり怖く、
ハートフルな心情を大事に描いていてとても好き。

 

ーーーー以下、ネタバレありーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

導入
7年生から転校し、寄宿舎で生活することになったチャトリー。(自分の好きなことをやらせてくれない父親に反抗中。さらに親の浮気現場を見てしまい、お父さんをフル無視状態)
なかなか新しい環境に馴染めないが、ある日寄宿舎のことを何でも知っている不思議な少年ウィチエンと仲良くなる。
教えてもらった寄宿舎の噂
・ある美人な給食調理師が木で首を吊って死んだ。
・かつての舎監が夜の寄宿舎を歩き回っている。
・犬がそろって遠吠えする夜は、トイレに近づくな。
・学校の裏手の古いプールである溺れた生徒がいた。その事件でプラニー先生は錯乱状態に。彼のベッドで寝た者は毎日蹴り落される。
補足ネコ

上2個の噂は、今回特に関係はない。

本日の幽霊
ウィチエン
溺れるふりをしてみんなの気を引いた男の子の真似をして、
溺れたふりをしていたら、足が攣って本当に溺れてしまった男の子。
しかし、周りは2人目なので本気にせず、放置して帰った結果、溺死。
成仏できていないから、古いプールで繰り返し溺れている。

つまり地縛霊


父親は、汚職で有罪判決となった警察官。
その新聞記事を、プラニー先生の部屋で勝手に読んでしまい、先生に怒られる。
その後、プールで溺死したため、プラニー先生は自分のせいでウィチエンは自殺してしまったと後悔している。

結論
 チャトリーは、ウィチエンが幽霊だということは薄々気付いており、毎日プールで溺れる彼を助けたいとヌイに相談する。
ヌイは、「
人間と幽霊は違う世界にいるから、成仏の手助けができるのは幽霊だけ」と伝える。
以前、エーテルという薬品を吸って失神し、向こう側を見たという生徒がいた。
チャトリーは、薬品を吸って失神し仮死状態になることで、プールで溺れているウィチエンの手を掴み、プールから連れ出すことに成功する。
ウィチェンは毎日死ななくて良くなったし、
プラニー先生はウィチエンは自殺じゃないと教えられ救われる。
チャトリーには寄宿舎で友達ができ、楽しく暮らせるようになった。

みんな一歩前に進めて良かった。
「アサンプション大学附属学校の生徒及び先生方に捧ぐ」
というあとがきがあったけど、実話?
それとも撮影場所なだけ?

 

Prime video

ドーム/寄宿舎(字幕版)

ドーム/寄宿舎(字幕版)

  • チャーリー・トライラット

Amazon

 

 

コメント 皆様のコメントでこの映画をより深く分析したい

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